2014年9月7日-16日に実施された中国短期海外調査には8名の学生が参加し、冬学期中にその調査結果をまとめた報告書がこのほど完成しました。1年間の海外調査ゼミを指導した中川聞夫特任講師の巻頭言を紹介します。
「----この報告書には、彼らの真摯な試行錯誤のプロセスと結果が、ぎっしり詰まっている。
ゼミで最初に取り上げた世界銀行が2012年に発表したCHINA 2030は、中所得国の罠という開発経済学の理論を基礎にしている。学生たちはここから、自分の掘り下げたいテーマを見つけ出し、10日間の北京、西安、上海をまわる現地調査を経験して自分の目と耳で得た情報を柔軟に取り入れながら、中国の現状と将来への分析から、予測、さらに提言へと論を進めていった。----」
報告書のPDF版[17.7MB]はこちらでご覧になれます。